Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サポート担当の業務委託先が侵害被害 - Okta

同社は、Sitelに対する通知から調査報告書が提供されるまで長期間を要したとし、サマリーレポートを受け取った時点で、対応を進めるべきだったと反省の弁を述べた。

サービスそのものではなく、Oktaアカウントでログインしている端末が侵害を受けたものであることを強調。問題の5日間にすべてのSitelの従業員が行ったアクセスを調査、確認したところ、Oktaテナントにアクセスがあった約2.5%にあたる366の顧客に影響があることが判明したという。

サポートエンジニアには、顧客テナントの基本的な管理機能を実行するために使用されているとし、取得できる情報や実行できるアクションは制約されていると釈明。

顧客データベースをダウンロードしたり、ソースコードリポジトリにアクセスすることはできず、顧客において対応も不要とした。

対象となる顧客に対しては、SitelがOktaテナントに対して実行したアクションを示すレポートを提供。透明性を確保するとしている。

(Security NEXT - 2022/03/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分