Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware vCenter Server」に情報漏洩の脆弱性 - アップデートが公開

VMwareは、「VMware vCenter Server」に脆弱性が明らかになったとして、アップデートをリリースした。

パーミッションの設定に不備があり、管理権限を持たない攻撃者によって情報を窃取されるおそれがある脆弱性「CVE-2022-22948」が明らかとなったもの。外部より非公開で報告を受けたという。

「同7.0」についてはすべてのプラットフォームが影響を受ける。「同6.7」「同6.5」については仮想アプライアンス版のみ影響があるとしており、Windows版は影響を受けない。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「5.5」で、重要度は「中(Moderate)」とレーティングされている。

同社では脆弱性を修正した「同7.0 U3d」「同6.7 U3p」「同6.5 U3r」をリリースした。「VMware Cloud Foundation」についても「同3.11」を提供を開始したが、「同4.x」向けのパッチについては保留中となっている。

(Security NEXT - 2022/03/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み