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「Java SE」に18件の脆弱性 - 定例パッチで修正

Oracleは、2022年1月に公開した四半期に1度の定例パッチ「クリティカルパッチアップデート(CPU)」にて「Java SE」のアップデートを実施し、18件の脆弱性を修正した。

バージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、あわせて18件の脆弱性を解消したもの。これらは特定条件下でリモートよりコードを実行されるおそれがあるが、いずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは「7.0」未満と評価されている。

同社は、脆弱性に対処した「Java SE 17.0.2」「同11.0.14」「同8u321」「同7u331」および「Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.1」「同20.3.5」をリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/01/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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