Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

各ベンダーが「Log4Shell」の検知方法、対策プログラムなどの情報を発信 - 「同2.15.0-rc1」には対策バイパスのおそれも

またCybereasonでは、早急なパッチ適用を推奨する一方、すぐにアップデートができないシステムにおいて脆弱性の影響を抑えるためのプログラムを開発し、GitHubで公開した。

同プログラムは、脆弱性そのものを使用してJavaランタイムを再構成し、緩和策を適用して脆弱性の悪用を防ぐもので、比較的シンプルな修正で基本的なJavaのスキルがあれば利用できるとしている。

ただし、「JVM」が再起動すると変更内容が元に戻るほか、無保証であり注意が必要。同社ではより永続的な対応を検討しているという。

(Security NEXT - 2021/12/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ