府立高で転退学生の既往症など個人情報含む資料を紛失 - 大阪府
大阪府立高校において、転学または退学した生徒の個人情報が記載された資料が所在不明となっていることがわかった。
同府によれば、転学または退学した生徒の個人情報含む3人分の「健康診断票」「健康管理票」や11人分の「高校生活支援カード」を紛失したり、誤って廃棄していたことが判明したもの。
「健康診断票」には、氏名、学年、クラス、生年月日、性別、健康診断の結果などを記載。また「健康管理票」は氏名、住所、学年、クラス、生年月日、緊急連絡先、既往症などが含まれる。また高校生活支援カードには、氏名、学年とクラス、学校生活上の配慮事項などを記録していた。
10月8日、同校を退学した生徒1人の関係書類を確認していたところ、「高校生活支援カード」の紛失が判明。関係書類を確認したところ、さらに9人分の「高校生活支援カード」が見当たらないことが判明した。そのうち3人については、「健康診断票」と「健康管理票」についても所在がわからないという。また別の1人については、「高校生活支援カード」を誤って廃棄していることも明らかとなった。
複数の職員で書類を捜索したが、見つかっていない。同校では対象となる生徒とその保護者に対し説明と謝罪を行ったとしている。
(Security NEXT - 2021/11/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
工事委託先が資料紛失、帰社途中に気づく - 東京都
個人情報含む行政文書約の紛失が判明 - 防衛省
臨時業務用PC2台を紛失、リース返却時に判明 - 栃木県
複数の歴史公文書が所在不明、不要文書と一緒に廃棄か - 大阪市
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
受託要配慮個人情報含むPC紛失、約1カ月後に回収 - 日本健康文化振興会
高校で生徒の個人情報含む出席簿を紛失 - 東京都
高齢者世帯名簿を民生委員が紛失、誤廃棄の可能性 - 春日部市
入院患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 淡路医療センター