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Apple、「iOS」のアップデートを公開 - 旧版ではゼロデイ脆弱性に対応

「CVE-2021-30883」は、アプリよりカーネルの権限でコードを実行されるおそれがある「IOMobileFrameBuffer」の脆弱性。すでに悪用が確認されている。

「iOS 15」「iPadOS 15」に関しては、10月11日に「iOS 15.0.2」「iPadOS 15.0.2」を公開しており、すでに修正が行われている。

またAppleでは「watchOS 8.1」「tvOS 15.1」についても同時にアップデートをリリースし、「CVE-2021-30883」をはじめ、それぞれ16件、18件の脆弱性に対処した。

「iOS 15.1」「iPadOS 15.1」にて修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2021-30875
CVE-2021-30881
CVE-2021-30886
CVE-2021-30887
CVE-2021-30888
CVE-2021-30889
CVE-2021-30890
CVE-2021-30894
CVE-2021-30900
CVE-2021-30902
CVE-2021-30903
CVE-2021-30905
CVE-2021-30906
CVE-2021-30907
CVE-2021-30909
CVE-2021-30910
CVE-2021-30911
CVE-2021-30914
CVE-2021-30915
CVE-2021-30916
CVE-2021-30917
CVE-2021-30919

(Security NEXT - 2021/10/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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