Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware vRealize Operations Tenant App」に情報漏洩の脆弱性

サービスプロバイダー向けに提供する「VMware vRealize Operations Tenant App」に情報漏洩の脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートが提供されている。

同社によると、443番ポートへアクセスできる場合に、システムの環境変数が参照可能となる脆弱性「CVE-2021-22034」が明らかとなったもの。非公開で報告を受けたという。

共通脆弱性評価システムであるCVSSv3.1のスコアは「5.3」としており、同社は重要度を4段階中3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティングしている。

同社は脆弱性を修正した「同8.6」をリリース。利用者へ対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/10/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正