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EC-CUBE用プラグイン「注文ステータス一括変更プラグイン」に脆弱性 - 利用中止を

eコマースシステム「EC-CUBE」向けに提供されているプラグイン「注文ステータス一括変更プラグイン」に脆弱性が明らかとなった。すでにサポートが終了しており、利用の中止が呼びかけられている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同プラグインに「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2021-20828」が明らかとなったもの。

脆弱性を悪用されると、管理者が管理画面において特定操作を行う際、ブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるおそれがある。

同プラグインを提供していたアクティブフュージョンズでは、すでに製品のサポートを終了したとしており、同製品の利用を中止するよう求めている。同プラグイン以外にも3件について公開を終了したことを明らかにしている。

(Security NEXT - 2021/09/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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