Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

CMSの「Drupal」に5件の脆弱性 - アップデートがリリース

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Drupal」の開発チームは、5件の脆弱性を解消するセキュリティアップデートをリリースした。

同システムのコア部分に含まれるモジュールに「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」の脆弱性「CVE-2020-13673」「CVE-2020-13674」やアクセス制御がバイパスされる脆弱性「CVE-2020-13675」「CVE-2020-13676」「CVE-2020-13677」が判明し、対処したもの。

開発チームでは、いずれの脆弱性も重要度を5段階中、3番目にあたる「Moderately critical(中)」とレーティングしている。

開発チームでは、これら脆弱性を解消した「Drupal 9.2.6」「同9.1.13」「同8.9.19」をリリース。アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/09/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正