Zohoの「ManageEngine ADSelfService Plus」に脆弱性 - すでに悪用も
Zohoが提供する「ManageEngine ADSelfService Plus」において深刻な脆弱性が明らかとなった。脆弱性の悪用が確認されており、同社や米当局が注意を呼びかけている。
同製品は、「Active Directory」においてアカウントロックやパスワードのセルフリセット、シングルサインオンなどの機能を提供するソフトウェア。
「REST API」の処理において、細工したリクエストにより認証をバイパスされ、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2021-40539」が明らかとなった。
同社は脆弱性の重要度を「クリティカル(Critical)」と評価しており、すでに悪用されていることを把握しているという。
同社は、脆弱性を修正した「同ビルド6114」をリリースしており、利用者にサービスパックを用いてアップデートするよう呼びかけている。また脆弱性の判明を受け、米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)などからも注意喚起が行われている。
(Security NEXT - 2021/09/09 )
ツイート
PR
関連記事
海外拠点を直接支援するセキュサービスを拡充 - KDDIとラック
「PowerDNS Recursor」にDNSキャッシュポイズニングの脆弱性
「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
Bitnamiの一部「Helm Chart」に脆弱性 - 機密情報漏洩のおそれ
SAML認証ライブラリに脆弱性の指摘 - CVE番号は「拒絶」に
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
NVIDIAのGPUディスプレイドライバや仮想GPUソフトに複数脆弱性