Mozilla、ブラウザ最新版「Firefox 92」をリリース - 脆弱性6件を修正
Mozilla Foundationは、ブラウザの最新版「Firefox 92」をリリースした。CVEベースで6件の脆弱性を解消している。
今回のアップデートでは、HTTPSによる通信を自動的に利用するなど複数の機能強化や、バグの修正を実施。さらにCVEベースで6件の脆弱性に対処したという。重要度が「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。
メモリ破壊の脆弱性「CVE-2021-38493」「CVE-2021-38494」「CVE-2021-38495」やUIのなりすましが可能となる「CVE-2021-29993」など重要度「高(High)」とされる脆弱性4件を修正したほか、1段階低い「中(Moderate)」とされる2件に対応している。
あわせて脆弱性に対処した延長サポート版「Firefox ESR 91.1」「同78.14」をリリースした。今回「Firefox 92」にて修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2021-29993
CVE-2021-38491
CVE-2021-38492
CVE-2021-38493
CVE-2021-38494
CVE-2021-38495
(Security NEXT - 2021/09/08 )
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