Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Mozilla、「Firefox 91.0.1」をリリース - 「HTTP/3」処理の脆弱性を解消

Mozilla Foundationは、ブラウザ「Firefox」のセキュリティアップデートとなる「Firefox 91.0.1」をリリースした。前回のリリースから1週間を待たずに更新となった。

今回のアップデートは、「HTTP/3」の応答において、ヘッダーの分離が可能となる脆弱性「CVE-2021-29991」に対処したもの、重要度を4段階中、2番目に高い「高(High)」とレーティングしている。

現地時間8月10日に「Firefox 91」を公開したばかりだが、急遽脆弱性へ対処した。8月11日にリリースした「Thunderbird 91」についても、同様の脆弱性に対処した「Thunderbird 91.0.1」をリリースしている。

(Security NEXT - 2021/08/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

SAML認証ライブラリに脆弱性の指摘 - CVE番号は「拒絶」に
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
NVIDIAのGPUディスプレイドライバや仮想GPUソフトに複数脆弱性
GitLabにXSSなど複数の脆弱性 - アップデートを呼びかけ
SonicWall「SMA 100」に脆弱性 - Googleが報告した攻撃との関連不明
「Sophos Firewall」に複数の「クリティカル」脆弱性 - 対象機器は1%未満
ブラウザ「Firefox 141」が公開 - 脆弱性18件を解消
中国複数グループが「ToolShell」攻撃を展開 - 攻撃拡大に懸念