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アメックス装うフィッシングに注意 - 約39万円の利用額で不安煽る

アメリカン・エキスプレスのクレジットカード利用者を狙ったフィッシング攻撃が確認されており、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。実在しない多額の利用料金で不安を煽っていた。

問題のフィッシングメールは、利用金額の通知を装う内容で、実在せず、利用者には身に覚えのない39万561円との利用額を示して不安を煽り、偽サイトへ誘導しようとしていた。

フィッシングサイトでは利用者向けの正規サイトを装い、IDやパスワードのほか、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードのほか、電話番号用の暗証番号などをだまし取る。

8月4日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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