AkamaiのCDNで障害、ソフトウェア構成の更新が原因
Akamai Technologiesの「CDN」において、世界標準時7月22日15時半過ぎより一時障害が発生した。ソフトウェア構成の更新が原因だったという。
同社によると、「コンテンツデリバリネットワーク(CDN)」のDNSにおいて最大1時間にわたり障害が発生したもの。同プラットフォームを利用してウェブサイトを配信する一部顧客に影響が出た。
同社は原因について、ソフトウェアの構成をアップデートしたところ、「CDN」の「DNSコンポーネント」に障害が発生したと説明。更新したソフトウェアをロールバックすることで復旧したという。同社プラットフォームに対するサイバー攻撃については否定した。
同社では、顧客や混乱を与えたとして謝罪。今回の問題を受け、ソフトウェアの更新プロセスについて見直しを実施するとしている。
(Security NEXT - 2021/07/26 )
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