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脅威情報共有プラットフォーム「MISP」に脆弱性 - パッチが公開

オープンソースの脅威情報共有プラットフォーム「MISP(Malware Information Sharing Platform)」に深刻な脆弱性が明らかとなった。

「同2.4.144」において入力値に対するサニタイズ処理が行われておらず、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2021-35502」が判明したもの。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」による共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

開発チームでは、アップデート「同2.4.145」および「同2.4.146」をリリース。新機能の追加や機能改善のほか、同脆弱性や「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性に対する修正を実施したという。

(Security NEXT - 2021/07/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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