Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

SAP、5月の月例セキュリティパッチをリリース

また従来より注意喚起が行われている2018年8月にアップデートがリリースされた「Google Chromium delivered with SAP」は適用優先度を4段階中もっとも高い「Hot News」として引き続き注意が呼びかけられている。

さらに4月にアドバイザリが公開された「SAP Commerce」におけるリモートよりコードを実行される脆弱性「CVE-2021-27602」、1月にリリースされた「SAP Business Warehouse and SAP BW/4HANA」のコードインジェクションの脆弱性「CVE-2021-21466」についても、「Hot News」とレーティングして、注意を喚起した。

今回11件のアドバイザリで対応が呼びかけられている脆弱性は、CVEベースで以下のとおり。

CVE-2021-21466
CVE-2021-21491
CVE-2021-27602
CVE-2021-27609
CVE-2021-27611
CVE-2021-27612
CVE-2021-27613
CVE-2021-27614
CVE-2021-27616
CVE-2021-27617
CVE-2021-27618
CVE-2021-27619

(Security NEXT - 2021/05/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意