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「OCカード」の利用者狙うフィッシング攻撃が発生

九州地域で信販事業を展開するオーシーが発行する「OCカード」の利用者を狙ったフィッシング攻撃が確認された。

今回報告があったフィッシング攻撃は、クレジットカードの利用履歴について、カード所有者本人の利用であるか確認を装い、フィッシングサイトへ誘導する手口。「24時間以内に回答しないとカードが凍結されるおそれがある」などとして不安を煽っていた。

フィッシングサイトでは、IDやパスワードにくわえて、氏名や生年月日、電話番号、クレジットカードの番号、有効期限、セキュリティコード、口座番号、暗証番号などを入力させようとしていた。

5月12日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃へ注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/05/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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