「ほくせんカード」利用者を狙うフィッシング攻撃
クレジットカード「ほくせんカード」の利用者を狙ったフィッシング攻撃が確認された。類似した攻撃に注意が呼びかけられている。
フィッシング対策協議会によれば、フィッシングメールでは、不正利用監視システムを導入し、モニタリングを行っているなどと説明した上で、本人の利用であるか確認したい取り引きがあるなどとして、フィッシングサイトに誘導していた。
誘導先のウェブサイトでは、クレジットカード利用者向けウェブサービスを装い、IDやパスワードを詐取。遷移後の画面では、氏名、生年月日、電話番号、メールアドレス、クレジットカードの番号、有効期限、セキュリティコードなどを入力させようとしていた。
今回の攻撃では、「利用確認」を口実にフィッシングサイトへ誘導しているが、正規サイトにある新規登録画面からデザインなどを盗用したものと見られ、「新規登録」との記載がそのまま残っていた。
同協議会では、4月8日の時点でフィッシングサイトの停止を確認しているが、類似した攻撃が発生する可能性があると指摘。ほくせんなども利用者へ注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2021/04/08 )
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