Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Proofpointの「Insider Threat Management」に複数脆弱性 - アップデートがリリース

Proofpointの「Insider Threat Management(旧Observe ITM)」に複数の脆弱性が明らかとなった。「macOS」や「Linux」向けのエージェントにも脆弱性が明らかとなっている。

「Insider Threat Management Server」のウェブコンソールにおいて、XML外部実体参照(XXE)の脆弱性「CVE-2021-22158」や、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2021-22157」、認証バイパスの脆弱性「CVE-2021-27900」が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、いずれも8台前半で、重要度は「高(High)」とレーティングされている。同社は、脆弱性を修正した「同7.11.1」「同7.10.3」「同7.9.3」をリリースした。

また「macOS」や「Linux」向けに提供する「Insider Threat Management Agent」においても、証明書の検証処理に脆弱性「CVE-2021-27899」が判明し、「同7.11.1」「同7.10.3」「同7.9.3」にて修正を実施している。

(Security NEXT - 2021/04/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性