Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

飲酒後帰宅途中に眠り込み児童相談の個人情報を紛失 - 東京都

東京都は、東京都児童相談センターの職員が帰宅途中に個人情報が記載されたノートを紛失したことを明らかにした。

都によると、同職員は3月12日に退庁後、18時ごろから23時ごろにかけて飲食店に立ち寄り、ビールや焼酎など10杯ほど飲酒。その後タクシーで自宅に向かう途中、気分が悪くなり下車したところそのまま眠り込んでしまったという。翌13日1時過ぎ、目を覚ましたところ、鞄が見あたらないことに気がついた。

問題のノートには、児童相談所で扱う4件の事案について記載があり、子供の氏名、学年、住所、相談内容などが含まれる。個人情報の持ち出しは禁止されており、業務上やむを得ず持ち出す場合には上長の許可が必要だったが、許可を得ていなかった。

翌13日に警察へ紛失を届け、付近を捜索したが見つかっていない。都では、関連する家庭に連絡を取り、事情の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2021/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国民生活基礎調査の手書き名簿を紛失 - 新潟市
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
高校生徒の個人情報含むUSBメモリを持ち出して紛失 - 名古屋市
個人情報含むPCを電車内に置き忘れて紛失 - 加熱装置メーカー
中学校教諭が個人情報含む私物USBメモリを商業施設で紛失 - 刈谷市
職員が携帯電話を一時紛失、保護ケースにロック解除メモ - 新潟県
駐車場契約者の個人情報含むPCを紛失 - 日本駐車場開発
児童の氏名が記載された時間割表を紛失 - 高槻市の小学校
特別支援学校の児童情報含む私物USBメモリが所在不明に - 北九州市
顧客より受託した個人情報含むPCを帰宅途中に紛失 - サインド