Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - 定例外アップデートをリリース

Adobe Systemsは、定例外で「Adobe ColdFusion」のセキュリティアップデートをリリースした。

入力内容の検証処理に問題があり、任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2021-21087」が明らかとなったもの。

すべてのプラットフォームに影響があり、重要度は3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。脆弱性の悪用は確認されていない。

同社は脆弱性へ対処した「ColdFusion 2021 Update 1」「同2018 Update 11」「同2016 Update 17」をリリース。適用優先度を3段階中2番目にあたる「2」とし、30日以内を目安にアップデートを実施するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

GeoVision製EOL機器に対する脆弱性攻撃が発生 - 米当局が注意喚起
RadwareのクラウドWAFに脆弱性 - フィルタ回避のおそれ
Cisco IOS XE無線LANコントローラに脆弱性 - root権限奪取のおそれ
SonicWall「SMA100」シリーズに脆弱性 - 初期化やファイル書き込みのおそれ
API管理ツール「WSO2 API Manager」の旧版にXXE脆弱性
「Chrome」にセキュリティアップデート - 修正2件を実施
米政府、GW期間中に悪用確認脆弱性10件を追加
PHPのDB接続ライブラリ「ADOdb」のPostgreSQLドライバに深刻な脆弱性
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
米当局、悪用が確認された既知脆弱性2件について注意喚起