Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

町会代表者の個人情報を入札関連サイトで誤公開 - 東京都

東京都は、町会の代表者の個人情報を、東京都電子調達システムにおいて1週間にわたり誤って公開していたことを明らかにした。

都によれば、東京都電子調達システムに印刷物の契約案件を公表した際、印刷物の配布先の名称のみ公表すべきところ、誤って印刷物の配布先である町会の代表者100人分の個人情報を公表したという。代表者の氏名、住所、電話番号が含まれる。

公表にあたり、表計算ファイル内の配布先一覧をPDFファイルに変換した際、個人情報を含むデータも変換し、公表用仕様書として作成。1月28日9時から2月3日17時まで、個人情報を含む仕様書を公表していた。

2月12日に仕様書のファイルを印刷したところ、個人情報が含まれていることに気づいた。都では、対象となる関係者に謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2021/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
動画イベントのキャンペーン応募者情報を誤公開 - 皮膚科クリニック
高校情報共有ツールで個人情報が閲覧可能に、成績なども - 東京都
国会図書館のシステム開発環境から個人情報が流出した可能性
飲食店営業許可施設一覧に誤って個人情報を誤掲載 - 神奈川県
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
ウェブ公開資料に個人情報、不開示処理に不備 - 御前崎市
地域計画PDFに個人情報 墨塗りでも参照可能 - 小千谷市
複数ECサイトで個人情報流出か、営業は再開 - ユニバーサルミュージック
サイト掲載ファイルに個人情報、紙媒体チェックで気づかず - 一関市