問合フォームに不備、第三者が個人情報にアクセス - イオン
イオンがウェブサイトに設置していた問い合わせフォームに不備があり、個人情報が流出したことがわかった。
同社によれば、同社ウェブサイトの問い合わせフォームにおいて設定の不備があり、フォームへ入力された情報へアクセスが可能な状態となっていたもの。1月3日に外部から指摘があり、問題が判明した。
アクセスが可能となっていたのは、2014年9月17日から停止した2021年1月4日16時まで6年以上にのぼるという。同社が2020年12月5日から2021年1月4日までの直近1カ月についてアクセス状況を調べたところ、海外の同一アクセス元より2回のアクセスが行なわれていたことも確認した。
問い合わせフォームより、2014年9月17日から同年10月20日にかけて個人情報859件が送信されており、第三者によってアクセスされた可能性がある。氏名や電話番号、性別、メールアドレス、問い合わせ内容などが含まれる。
同社では、問い合わせフォームを同月4日16時から6日15時まで停止して修正を実施。引き続き調査を進めている。また個人情報保護委員会へ報告するとともに、情報が閲覧された可能性がある顧客に対し、謝罪するとともに、相談窓口の案内を行っている。
(Security NEXT - 2021/01/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み