Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

SonicWall製セキュリティアプライアンスに脆弱性

SonicWallのセキュリティアプライアンス製品「SMA100シリーズ」に脆弱性が明らかとなった。

「同10.2.0.2-20sv」および以前のバージョンにOSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2020-5146」が明らかとなったもの。

HTTP経由で細工したPOSTパラメータを送りつけることでコマンドの実行が可能だという。ただし、脆弱性を悪用するには、管理ユーザーとしてログインする必要がある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のスコアは「7.2」とレーティングされており、同社は脆弱性が修正済みの「同10.2.0.3-24sv」をリリースした。

なお、「SMA1000シリーズ」に関しては今回明らかとなった脆弱性の影響を受けないという。

(Security NEXT - 2021/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Webmin」にループDoS攻撃受ける脆弱性 - 最新版に更新を
ロードバランサー「LoadMaster」にCVSS最高値の脆弱性
WP向け人気キャッシュプラグインに深刻な脆弱性 - 8月に続き再度修正
「Atlassian Confluence」の既知脆弱性狙う攻撃が6月より増加
ランサムウェア「RansomHub」が猛威 - 7カ月で200件超の被害
「One Identity Safeguard」に深刻な脆弱性 - 特定環境下で影響
ネットワーク監視ツール「Progress WhatsUp Gold」に深刻な脆弱性
JuniperのSIEM製品に多数脆弱性 - アップデートで解消
ビデオ会議の「Zoom」にアドバイザリ - 誤公開の可能性も
バックアップソフトなど複数のVeeam製品に深刻な脆弱性