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SonicWall製セキュリティアプライアンスに脆弱性

SonicWallのセキュリティアプライアンス製品「SMA100シリーズ」に脆弱性が明らかとなった。

「同10.2.0.2-20sv」および以前のバージョンにOSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2020-5146」が明らかとなったもの。

HTTP経由で細工したPOSTパラメータを送りつけることでコマンドの実行が可能だという。ただし、脆弱性を悪用するには、管理ユーザーとしてログインする必要がある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のスコアは「7.2」とレーティングされており、同社は脆弱性が修正済みの「同10.2.0.3-24sv」をリリースした。

なお、「SMA1000シリーズ」に関しては今回明らかとなった脆弱性の影響を受けないという。

(Security NEXT - 2021/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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