「OpenSSL」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
OpenSSLの開発チームは、脆弱性を修正したアップデート「OpenSSL 1.1.1i」「同1.0.2x」をリリースした。
今回のアップデートは、バグの修正のほか、NULLポインタ参照の脆弱性が生じてクラッシュし、サービス拒否に陥るおそれがある脆弱性「CVE-2020-1971」に対処したもの。
開発チームでは、同脆弱性を修正した「OpenSSL 1.1.1i」「同1.0.2x」をリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。
ただし、「同1.0.2系」については2019年12月にサポートが終了している。パブリックアップデートは提供されておらず、拡張プレミアムサポートを契約している場合にのみアップデートを利用できる。
(Security NEXT - 2020/12/09 )
ツイート
PR
関連記事
「WebAssembly」のランタイム「Wasmi」に脆弱性
「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正
「WordPress」向けのマルウェア対策やWAFプラグインに脆弱性 - 公開中止に
Cisco、「IOS XR」に関するセキュリティアドバイザリ7件を公開
「Apache Tomcat」に脆弱性、2月の更新で修正済み - 「同8.5」系統は3月末にEOL
Palo Altoの「PAN-OS」や「GlobalProtect App」に脆弱性
バックアップ製品「Arcserve UDP」に脆弱性 - 影響大きくPoCも公開
ファイル転送製品「FileCatalyst」に深刻な脆弱性 - 2023年8月の更新で修正
SonicWallの「SonicOS」やメールセキュリティ製品に脆弱性