Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

DNSサーバ「NSD」「Unbound」に脆弱性 - アップデートが公開

蘭NLnet Labsが開発するオープンソースの権威DNSサーバ「NSD」やキャッシュDNSサーバ「Unbound」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

両ソフトウェアにおいて、プロセスIDを記録する「pidfile」に対してシンボリックリンク攻撃が可能となる脆弱性「CVE-2020-28935」が判明したもの。悪用されるとサービス拒否を引き起こすおそれがある。

同社は脆弱性の修正やバグへの対処を行った「NSD 4.3.4」「Unbound 1.13.0」やパッチをリリース。アップデートの公開を受け、日本レジストリサービス(JPRS)などからも注意喚起が行われている。

(Security NEXT - 2020/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

GitLab、クリティカルパッチを公開 - 脆弱性17件に対応
「Spring Framework」にパストラバーサルの脆弱性
「Spring Framework」に複数のDoS脆弱性 - アップデートで修正
「Apache OFBiz」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Ruby環境向け「SAMLライブラリ」に深刻な脆弱性
ビデオ会議の「Zoom」、9月の定例アドバイザリは1件のみ
「WordPress」向けLMS構築プラグインに複数のSQLi脆弱性
ビデオ会議の「Zoom」にアドバイザリ - 誤公開の可能性も
「Cisco IOS XR」など複数Cisco製品に脆弱性
Ivanti、3製品に関するセキュリティアドバイザリを公開