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DNSサーバ「NSD」「Unbound」に脆弱性 - アップデートが公開

蘭NLnet Labsが開発するオープンソースの権威DNSサーバ「NSD」やキャッシュDNSサーバ「Unbound」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

両ソフトウェアにおいて、プロセスIDを記録する「pidfile」に対してシンボリックリンク攻撃が可能となる脆弱性「CVE-2020-28935」が判明したもの。悪用されるとサービス拒否を引き起こすおそれがある。

同社は脆弱性の修正やバグへの対処を行った「NSD 4.3.4」「Unbound 1.13.0」やパッチをリリース。アップデートの公開を受け、日本レジストリサービス(JPRS)などからも注意喚起が行われている。

(Security NEXT - 2020/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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