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「Microsoft Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性に対処

マイクロソフトは、「Chromium」ベースの「Microsoft Edge」に対し、アップデートとなる「同86.0.622.69」をリリースした。ゼロデイ脆弱性へ対応した。

ベースとなる「Chromium」のバージョンは「86.0.4240.198」で、JavaScriptエンジンに明らかとなった実装上の脆弱性「CVE-2020-16013」や、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2020-16017」に対処したもの。

深刻度は4段階中、2番目に高い「重要」としているが、いずれの脆弱性も悪用が報告されており、「Chrome」などにおいてもアップデートなども提供されている。

(Security NEXT - 2020/11/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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