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「macOS High Sierra」「Mojave」向けにアップデート - ゼロデイ脆弱性を修正

Appleは、3件のゼロデイ脆弱性に対処したアップデート「Security Update 2020-006 High Sierra」「Security Update 2020-006 Mojave」をリリースした。

「macOS High Sierra」「macOS Mojave」に対するアップデートで、フォントパーサーに関する脆弱性「CVE-2020-27930」や、カーネルにおける脆弱性「CVE-2020-27932」「CVE-2020-27950」へ対処したもの。Google Project Zeroより報告を受けた脆弱性で、いずれもすでに悪用が確認されている。

「macOS Catalina」に対しては、米時間11月5日に公開した「macOS Catalina 10.15.7」および「同Supplemental Update」にてこれら脆弱性を修正しており、1週間遅れての公開となった。

(Security NEXT - 2020/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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