「Firefox 82」が登場 - 脆弱性7件に対応
Mozilla Foundationは、最新版ブラウザ「Firefox 82」をリリースした。7件の脆弱性を修正している。
今回のアップデートでは、ピクチャーインピクチャーにおける機能強化を実施したほか、バグや脆弱性7件の修正を行った。
脆弱性については、重要度が4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とされる4件を解消。メモリに関する脆弱性や解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性などに対応した。
さらに「中(Moderate)」とされる脆弱性2件や「低(Low)」とされる脆弱性1件に対処。また2件の脆弱性を修正した延長サポート版「Firefox ESR 78.4」をあわせてリリースしている。
「Firefox 82」で修正された脆弱性は以下の通り。
CVE-2020-15254
CVE-2020-15680
CVE-2020-15681
CVE-2020-15682
CVE-2020-15683
CVE-2020-15684
CVE-2020-15969
(Security NEXT - 2020/10/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
「n8n」に深刻なRCE脆弱性 - 乗っ取りや情報漏洩など広く影響
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
「PHP」に複数脆弱性 - 修正版「同8.5.1」など公開
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
