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「Adobe Acrobat/Reader」に深刻な脆弱性 - アップデート準備中

Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」のセキュリティアップデートを8月11日に公開予定であることを明らかにした。

各社が定例でセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあたる8月11日の公開に向けてセキュリティアップデートの準備を進めているもの。

「Windows」「macOS」いずれのプラットフォームも影響があり、重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性など、アップデートでは複数の脆弱性に対応する予定。

適用優先度については、3段階中2番目にあたる「2」とし、目安として30日以内の更新が推奨される予定だが、レーティングは公開時に変更となるケースもあることから注意が必要。

(Security NEXT - 2020/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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