ライブラリ「libexif」に深刻な脆弱性
EXIFデータの解析に用いられるオープンソースのライブラリ「libexif」に深刻な脆弱性が明らかとなった。
Linux向けに提供されている「同0.6.21」に含まれる「exif-entry.c」に、ゼロ除算のエラーに起因する脆弱性「CVE-2020-12767」が明らかとなったもの。
リモートより悪用が可能で米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」による共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」。「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
2月に脆弱性の指摘とともに同ファイルに対する修正提案が行われ、同月修正が実施されている。
(Security NEXT - 2020/05/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Active! mail」に深刻な脆弱性、すでに悪用も - 侵害確認方法を調査中
米政府、WindowsやApple複数製品の脆弱性悪用に注意喚起
Dell「PowerScale OneFS」に深刻な脆弱性 - 乗っ取りリスクも
リモートアクセス製品「SonicWall SMA100」の既知脆弱性が標的に
「Chrome」に2件の脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Omnissa UAG」にCORSバイパスの脆弱性 - アップデートを公開
Apple、「macOS Sequoia 15.4.1」をリリース - 脆弱性2件へ対処
ASUS製ルータの脆弱性、ベンダー発表以上に高リスク - 国内外で被害拡大
Apple、「iOS 18.4.1」「iPadOS 18.4.1」を公開 - ゼロデイ脆弱性を修正
「Apache Roller」にPW変更後もログインセッションが破棄されない脆弱性