Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ADのPWセルフリセット製品にRCE脆弱性 - 報奨金制度で報告

「Active Directory」においてユーザー自身でアカウントロックの解除やパスワードのリセットを行える機能を提供するZohoの「ManageEngine ADSelfService Plus」に深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。

同製品に、認証を必要とすることなく、リモートからコードの実行が可能となる脆弱性「CVE-2020-11518」が明らかとなったもの。バグバウンティプログラムを通じて報告を受けたという。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」による共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、最高値10のところ「9.8」とレーティングされている。

脆弱性の判明を受け、同社では4月4日に脆弱性を修正した「同5815」をリリースした。

(Security NEXT - 2020/04/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
「Nagios Log Server」に複数脆弱性 - 3月の更新で修正
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
「NVIDIA GPUディスプレイドライバ」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Kibana」に複数のXSS脆弱性 - 「CrowdStrike」との連携ツールにも
「GitLab」にアップデート - 脆弱性4件を解消
米当局、「Grafana」の既知脆弱性に対する攻撃に注意喚起
ファイアウォール基盤「PAN-OS」に判明した脆弱性2件を修正 - Palo Alto