D-Link製アクセスポイントに複数脆弱性 - コマンド実行のおそれ
D-Link製の無線LANアクセスポイント「DBA-1510P」に「OSコマンドインジェクション」の脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品のコマンドラインインタフェースや管理画面において「OSコマンドインジェクション」の脆弱性「CVE-2019-6013」「CVE-2019-6014」が存在することが判明したもの。
「ファームウェア 1.70b009」および以前のバージョンが影響を受ける。いずれもインタフェースへのアクセス権限が必要となるが、脆弱性を悪用されるとOSにおける任意のコマンドをされるおそれがある。
同脆弱性は、ココンの佐藤勝彦氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性を修正したファームウェアが公開されている。
(Security NEXT - 2019/10/08 )
ツイート
PR
関連記事
「Google Chrome 141」を公開 - 21件のセキュリティ修正
macOSにアップデート - 脆弱性1件を修正
「iOS」「iPadOS」のフォント処理に脆弱性 - アップデートで修正
シリアライズライブラリ「Apache Fory」Python版に深刻な脆弱性
「Cisco IOS」や「sudo」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局
「OpenSSL」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
「Red Hat OpenShift AI」に脆弱性 - クラスタ管理者権限奪取のおそれ
「Acronis True Image」に脆弱性、アップデートで修正
Western DigitalのNAS製品「My Cloud」に深刻な脆弱性
「WordPress」にアップデート、複数脆弱性を解消 - 旧版利用者は注意