Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Jira Server」や「Jira Service Desk Server」に深刻な脆弱性

またサポートデスクやチケット管理が行えるソフトウェア「Jira Service Desk Server」「Jira Service Desk Data Center」に情報漏洩が生じるおそれがある脆弱性が判明した。重要度は同じくもっとも高い「クリティカル(Critical)」。

パストラバーサルの脆弱性「CVE-2019-14994」が存在し、脆弱なインスタンス内に含まれる「Jira Service Desk」「Jira Core」「Jira Software」など、すべてのJiraプロジェクトにおける問題が閲覧可能になるという。クラウドサービスについては影響を受けない。

同社では脆弱性を修正した「同4.4.1」「同4.3.4」「同4.2.5」「同4.1.3」「同3.9.16」「同3.16.8」を提供している。

「CVE-2019-14994」の悪用は確認されていないが、脆弱性を発見した研究者が実証コード
(PoC)の公開を今後予定しているという。

(Security NEXT - 2019/09/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Cisco IOS」脆弱性、公表から7年後も攻撃が継続
ホスティング管理ツール「Plesk Obsidian」に脆弱性 - アップデートで修正
「Docker Desktop」に深刻な脆弱性 - コンテナからAPIアクセスのおそれ
「iPhone」「iPad」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を修正
Apple、「Mac」の脆弱性を修正 - 標的型攻撃に悪用か
分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も