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アルペンにPWリスト攻撃 - 攻撃者は複数店舗でポイント使用

第三者によりログインされた場合、氏名や住所、電話番号、性別、生年月日、メールアドレスなど登録情報が閲覧された可能性がある。オンラインショップにクレジットカード情報を登録していた場合は、カード番号の下4桁と有効期限なども含まれる。

一部利用者は登録内容を改ざんされたほか、さらに顧客7人に関しては、ポイントが不正に利用された。8月7日時点で43万930ポイントが被害に遭った可能性があり、複数の店舗で商品を購入する際に利用されたという。

同社は、不正アクセスの発信元を特定し、アクセスを遮断。不正にログインされた可能性があるアカウントを無効化し、パスワードを再設定するよう案内した。不正利用されたポイントは、補填する方針。また今回の事態を受けて個人情報保護委員会へ報告したほか、警察へ被害を相談している。

同社は、不正アクセスに使われたアカウント情報は、同社以外で入手されたものと分析しており、利用者に適切なパスワード管理を呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/08/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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