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「7iD」のパスワードを一斉リセット - セブン&アイHD

コード決済サービス「7pay」において不正利用が発生した問題で、セブン&アイ・ホールディングスは、関連するアカウントサービス「7iD」のパスワードリセットを実施した。

7月30日に「7iD」のパスワードを一斉にリセットしたもので、再度ログインする際のパスワードの設定条件も変更した。同社は「セキュリティ強化の一環」と説明している。

「7iD」に関しては、「セブンネットショッピング」「西武・そごうのe.デパート」「アカチャンホンポ」「ロフト」「セブンミール」「イトーヨーカドーネットスーパー」「イトーヨーカドーネット通販」など、同グループの総合通信販売サイト「オムニ7」のほか、各社アプリやネットコンビニなどで利用されている。

「7pay」の不正利用に関しては、同決済サービスで利用するアカウントサービスの「7iD」そのものに、第三者が利用者になりすまして不正アクセスが可能となるサイト上の問題などが判明。同アカウントが不正に使用されることについて、懸念の声なども挙がっていた。

(Security NEXT - 2019/07/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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