2019年2Qの脆弱性届出は499件、ウェブサイト関連が6倍に
届け出全体の割合を見ると、ウェブサイトに関する届け出が依然として7割を占める。1日あたりの届け出件数は4.03件で、前四半期まで7期連続で減少していたが一転して上昇した。
ソフトウェアに関する脆弱性の内訳は、「ウェブアプリケーションソフト」が31件で最多。「ルータ」が7件で続く。原因は、「ウェブアプリケーションの脆弱性」が31件で、「その他実装上の不備」が21件だった。
脆弱性が悪用された場合の影響は、「任意のスクリプトの実行」が15件でもっとも多く、「なりすまし(11件)」が続く。
同四半期に脆弱性の修正が完了し、「JVN」で公表したソフトウェア製品は31件で累計1987件。あらたに「連絡不能開発者」として公表された製品開発者名はなく、累計公表件数は251件となる。
(Security NEXT - 2019/07/26 )
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