中部電力のウェブサービスに不正ログイン、個人情報が流出
中部電力の家庭向けウェブサービス「カテエネ」が不正アクセスを受け、一部アカウントが不正にログインされた可能性があることがわかった。
「カテエネ」は、電気使用量や電気料金をウェブサイト上で確認できる同社契約者向けのオンラインサービス。電気料金や各種サービスの利用状況に応じてポイントを付与し、ショッピングなどに利用できるサービスなども提供している。
同社によれば、7月10日から11日にかけて、本来の利用者とは異なる第三者が不正にログインを試みる「パスワードリスト攻撃」が同サイトに対して行われたという。
最大234件のアカウントが不正なログインを許し、氏名や住所、契約プラン、電気の使用状況、電気およびガス料金の請求額、保有ポイント数などの個人情報が取得された可能性がある。ポイントの不正使用は確認されていない。
(Security NEXT - 2019/07/16 )
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