Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客情報含むファイルがアクセス可能な状態に - まつ毛エクステ店

まつ毛エクステの専門店「Foula Store」の顧客情報が、インターネットよりアクセス可能な状態にあり、流出していたことがわかった。委託先の設定ミスが原因だという。

同店舗を運営するケイトオブ東京によれば、最長で2018年1月17日から2019年6月27日にかけて、同店舗の顧客情報を含むファイルがインターネット経由でアクセスできる状態に置かれていたという。

システム開発を委託している2社が、開発の過程で情報の引き継ぎを行う際、1社がインターネット上のシステム開発ソフトにアップロードした顧客情報を含むファイルを、第三者も閲覧可能な状態に誤って設定していた。

アクセス可能となっていたのは17件のファイルで、顧客1万1296人の個人情報が保存されていた。渋谷や横浜、大宮、大阪梅田の店舗で2017年7月までに会員登録を行ったり、2014年3月から2017年7月にかけて、商品を購入または返品した顧客が対象。氏名や住所、電話番号、性別、誕生日、メールアドレスなどが含まれる。

(Security NEXT - 2019/07/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

無関係の顧客情報が小売電気事業者から閲覧可能に - 九電送配電
クーポン申請システムで個人情報が閲覧可能に - 神戸須磨シーワールド
サイト問合時の添付ファイルが外部から閲覧可能に - システム開発会社
成績データを誤アップロード、生徒がSNSで共有 - 静岡県
コラボアプリで承認ミス、小学校職員グループに児童が参加 - 石狩市
フォーム設定ミスでイベント応募者情報が閲覧可能に - 岡山シーガルズ
プレゼント申請フォームで応募者情報が閲覧可能に - 伊予市
システム不具合で個人情報が閲覧可能に - 河合楽器
当選案内メールで誤送信、受信者の返信で二次被害 - 山口県
ファイル送信ミスなど県立学校4校で個人情報関連事故 - 群馬県