Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Intelプロセッサに「MDS」の脆弱性 - アップデートをリリース

Intelは、同社プロセッサの投機的実行においてサイドチャネル攻撃が可能となるあらたな脆弱性4件が明らかとなったとして、マイクロコードアップデート(MCU)をリリースした。

投機的実行において情報漏洩が生じる脆弱性「マイクロアーキテクチャーデータサンプリング(MDS)」の脆弱性が明らかとなったとして、対処したもの。重要度は「中(Medium)」とレーティングしている。

関連する脆弱性は4件あり、いずれもローカル環境よりアクセス可能な認証されたユーザーによって投機的実行が可能となるという。

具体的には、ストアバッファに「マイクロアーキテクチャストアバッファデータサンプリング(MSBDS)」の脆弱性「CVE-2018-12126」が存在。ロードポートで生じる「マイクロアーキテクチャロードポートデータサンプリング(MSBDS)」の脆弱性「CVE-2018-12127」が明らかとなった。

(Security NEXT - 2019/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「ArubaOS」に深刻な脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
4月のMS月例パッチで修正された脆弱性が攻撃の標的に - 米当局が注意喚起
児童相談所で児童の住民票が所在不明に - 福岡県
文化振興財団においてメールの誤送信が発生 - 豊田市
権限ない学生が教務システムで個人情報を閲覧可能に - はこだて未来大
IBM、インフラ管理のHashiCorpを64億ドルで買収
3月のDDoS攻撃件数、前月から2割減 - IIJレポート
AIアプリの構築に活用される「BentoML」に深刻な脆弱性
「WooCommerce」向けのカスタムフィールド追加プラグインにRCE脆弱性
先週注目された記事(2024年4月21日〜2024年4月27日)