Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オムロン製制御機器向けツール「CX-Programmer」に脆弱性

オムロン製の制御機器向けツールパッケージ「CX-One」に含まれる「CX-Programmer」に脆弱性が明らかとなった。

問題の「CVE-2019-6556」は、プロジェクトファイルの処理において、解放後のメモリへアクセスするおそれがある「Use After Free」の脆弱性。細工したプロジェクトファイルを開くと、任意のコードを実行されるおそれがある。

オムロンでは、今回の脆弱性へ対処するため「CX-Programmer」の最新版となる「同9.71」を提供。さらに共通モジュールに対してアップデートをリリースした。

脆弱性の判明を受けて、セキュリティ機関では最新情報を確認した上でアップデートを実施するよう利用者へ呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/04/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
「BentoML」に深刻な脆弱性 ─ ファイルアップロード処理に起因
SAML認証ライブラリ「Node-SAML」に再度深刻な脆弱性
「VMware vCenter」にDoS脆弱性 - アップデートをリリース
海外拠点を直接支援するセキュサービスを拡充 - KDDIとラック
「PowerDNS Recursor」にDNSキャッシュポイズニングの脆弱性
「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
Bitnamiの一部「Helm Chart」に脆弱性 - 機密情報漏洩のおそれ