Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Acrobat/Reader」に深刻な脆弱性 - 4月9日にアップデートがリリース予定

Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」向けに複数の脆弱性を修正するセキュリティアップデートを4月9日にリリースする見込みだ。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせて、「Windows」および「macOS」向けに両製品のアップデートを準備していることを明らかにしたもの。

修正予定の脆弱性には、重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされたものを含むが、悪用は確認されていない。

適用優先度は、4月4日の時点で30日以内の適用を目安とする3段階中2番目にあたる「2」を予定しているという。

20190405_as_001.jpg
アップデートの対象バージョン(表:Adobe Systems)

(Security NEXT - 2019/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意