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Cisco製VPNルータやVPNファイアウォールにRCE脆弱性

Cisco Systems製のVPNファイアウォールやVPNルータに深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートがリリースされている。

脆弱性が明らかとなったのは、「RV110W Wireless-N VPNファイアウォール」「RV130W Wireless-N Multifunction VPNルータ」「RV215W Wireless-N VPNルータ」の3製品。

ウェブベースの管理画面において、入力値の検証処理に脆弱性「CVE-2019-1663」が判明した。HTTPリクエストを送信することでリモートより認証なしにコードの実行が可能だという。

脆弱性の重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。脆弱性の判明を受けて同社ではアップデートをリリース。利用者に対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/02/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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