Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ウェブフィルタリング製品「i-FILTER」に複数脆弱性

デジタルアーツのウェブフィルタリング製品「i-FILTER」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品にクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2018-16180」や、「HTTPヘッダインジェクション」の脆弱性「CVE-2018-16181」が明らかとなったもの。

脆弱性を悪用されるとブラウザ上で任意のスクリプトが実行されたり、意図しないCookieを設定されるおそれがあるという。

同脆弱性は、ラックの山崎圭吾氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。デジタルアーツでは、脆弱性へ対処した「同9.50R06」をリリースしている。

(Security NEXT - 2018/12/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース