Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メルマガ記載のURLにセッション情報、個人情報が流出 - モバイル通販サイト

Leeジーンズのモバイル通販サイトにおいて、顧客1人の個人情報が、ほかの顧客から閲覧できる状態となったことがわかった。

同サイトを運営しているエドウインによれば、2月26日17時過ぎに携帯会員向けメールマガジンを送信したが、メルマガ内に記載された商品ページへ最初にアクセスした顧客のデータがサーバ上に保存され、その後同ページへアクセスしたユーザーから個人情報を閲覧できる状態になった。

原因は、メールマガジンに記載されたURLにセッション情報が含まれていたためで、最初にアクセスした顧客の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどが流出した。閲覧が可能だった時間内に9件のアクセスがあり、そのうち清算画面かマイページにアクセスした場合、情報が閲覧できたという。

実際に個人情報を閲覧した顧客から他人の情報が見えるとの指摘があり、問題が判明。同社では同日19時に情報が表示されないよう修正し、詳細について調べたところ翌27日に原因がわかった。再発防止策として、携帯用メールマガジンの作成システムに構文チェック機能を搭載したという。

(Security NEXT - 2009/03/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 会津若松市
学年全体のテスト結果を生徒がアプリ上から閲覧可能に - 大阪市
公開表計算ファイルから個人情報が閲覧可能に - 立命館APU
保健指導関連の個人情報がノーウェアランサム被害 - 千葉市
問合フォームより送信された資料が外部閲覧可能に - 充電池リサイクル団体
農業委員会の調査フォームに不備、個人情報が流出 - 大阪府
最大888社のPマーク審査関連資料が流出した可能性 - 複数ランサムの痕跡も
転職情報サイトで不具合 - 直近勤務先から登録情報が閲覧可能に
フォーム設定ミス、学園祭イベントの参加者情報が流出 - 東京医科歯科大
地域共生事業の参加申込フォームに不備、個人情報が流出 - 鎌倉市