Apple装うフィッシング、「完全に凍結」「永久に禁止」と不安煽る
フィッシング対策協議会は、Appleを装ったフィッシング攻撃に関する報告が同協議会へ寄せられているとして注意喚起を行った。
同協議会によると問題のフィッシングメールは、「Apple IDアカウントを回復してください」といった件名で送信されているもの。
本文では 、異常な操作を検出し、管理チームによってアカウントを停止したなどと説明。「アカウントを完全に凍結する」などといった文言で不安を煽り、解除などと称して偽サイトへ誘導。
また正確な情報をだまし取ろうとしてか、入力時に3回のエラーが発生するとアカウントを永久に禁止するといった記載も見られた。
11月13日の時点で稼働が確認されており、閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。Appleを装うフィッシング攻撃は頻繁に発生しており、引き続き注意するよう呼びかけている。

フィッシングメールの文面(画像:フィ対協)
(Security NEXT - 2018/11/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
一部利用者でメールアドレスが変更される被害 - So-net
学生や教職員のアカウント情報が暗号化被害 - 東海大
婚活イベント情報サイトから情報流出 - フィッシング調査から判明
【特別企画】使える「脅威インテリジェンス」とは - 単なる情報ソースで終わらせないために
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
先週注目された記事(2025年5月4日〜2025年5月10日)