Apple装うフィッシング、「完全に凍結」「永久に禁止」と不安煽る
フィッシング対策協議会は、Appleを装ったフィッシング攻撃に関する報告が同協議会へ寄せられているとして注意喚起を行った。
同協議会によると問題のフィッシングメールは、「Apple IDアカウントを回復してください」といった件名で送信されているもの。
本文では 、異常な操作を検出し、管理チームによってアカウントを停止したなどと説明。「アカウントを完全に凍結する」などといった文言で不安を煽り、解除などと称して偽サイトへ誘導。
また正確な情報をだまし取ろうとしてか、入力時に3回のエラーが発生するとアカウントを永久に禁止するといった記載も見られた。
11月13日の時点で稼働が確認されており、閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。Appleを装うフィッシング攻撃は頻繁に発生しており、引き続き注意するよう呼びかけている。

フィッシングメールの文面(画像:フィ対協)
(Security NEXT - 2018/11/14 )
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