MS、「Foreshadow」対策でアドバイザリ - アップデートや追加対応策の実施を
Intelの主要プロセッサに、別名「Foreshadow」と呼ばれる脆弱性「L1 Terminal Fault(L1TF)」が判明した問題で、マイクロソフトは月例セキュリティ更新にあわせ、アップデートをリリースした。

L1TFにおける攻撃シナリオ(表:マイクロソフト)
同社は、「Foreshadow」への対処にあたり、マイクロコードとソフトウェアの両面より対応が必要であると説明。
アドバイザリをリリースし、脆弱性の詳細を説明するとともに、アップデートにより最新の状態を保つことや、「Windows」や「Windows Server」利用者に求められる対応策についてアナウンスしている。
具体的には、「Foreshadow」で判明した3件の脆弱性のうち、「Foreshadow-NG」とされる「OS」や「システム管理モード(SMM)」が影響を受ける「CVE-2018-3620」や、「仮想マシンマネージャ(VMM)」が影響を受ける「CVE-2018-3646」への対策が必要があるという。
(Security NEXT - 2018/08/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み