「IKEv1 PSK」のメインモード、オフラインで総当たり攻撃受けるおそれ
「Internet Key Exchange v1(IKEv1)」のメインモードを利用している場合も、オフラインのブルートフォース攻撃を受けるおそれがあるとして、セキュリティ機関が注意を呼びかけている。
「IKEv1」で事前共有鍵を使用する場合、「アグレッシブモード」においてオフラインで総当たり攻撃を受ける脆弱性が従来より明らかとなっているが、「メインモード」でも「マンインザミドル(MITM)攻撃」で取得した情報をもとに攻撃が可能となる脆弱性「CVE-2018-5389」が明らかとなったという。
脆弱な事前共有鍵を使用している場合、解読されるおそれがあるとして、セキュリティ機関では、強度がある事前共有鍵を用いるよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/08/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ZohoのAD管理支援ツールに脆弱性 - アップデートで修正
脆弱性狙われる「Oracle EBS」、定例パッチでさらなる修正
Oracle、定例パッチを公開 - 脆弱性のべ374件を修正
「Chrome」にアップデート - スクリプトエンジンの脆弱性を修正
Ivantiの複数製品に脆弱性 - 「EPM」の更新は11月以降
「WatchGuard Firebox」の深刻な脆弱性、PoC公開で悪用リスク上昇
米当局、脆弱性悪用リストに「Oracle EBS」など5件追加
「Spring Cloud Gateway Server Webflux」に情報漏洩の脆弱性
機械学習フレームワーク「Keras」に深刻な脆弱性 - 8月の更新で修正
「LANSCOPE」エンドポイント管理製品に脆弱性 - 4月以降、攻撃を観測