Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「アタッシェケース」にディレクトリトラバーサルの脆弱性 - アップデートで修正

HiBARA Softwareの暗号化ソフトウェア「アタッシェケース」に2件の脆弱性が含まれていることが明らかになった。

同ソフトの独自フォーマットであるATCファイルの処理において、ディレクトリトラバーサルの脆弱性2件が明らかとなったもの。

任意のファイルが作成されたり、既存ファイルが上書きされる「CVE-2018-0659」や、任意のファイルが作成される脆弱性「CVE-2018-0660」が存在するという。

「CVE-2018-0660」は、三井物産セキュアディレクションの塚本泰三氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

「同2.8.3.0」「同3.2.3.0」および以前のバージョンに影響があり、これら脆弱性を修正した最新版「同3.3.0.0」へアップデートするよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2018/08/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Druid」のCookie署名に脆弱性 - アップデートをリリース
Atlassian、2025年10月の更新で脆弱性39件を修正
MFA基盤管理製品「RSA AM」にセキュリティアップデート
「LogStare Collector」に複数の脆弱性 - 最新版へ更新を
「Apache Syncope」に脆弱性 - 内部DB構成でPW特定のおそれ