「Symfony」に2件の脆弱性 - 修正版がリリース
オープンソースのウェブアプリケーションフレームワークである「Symfony」の開発チームは、2件の脆弱性を修正した。
同フレームワークのコンポーネント「HttpKernel」において「HttpCache」を利用している際、ヘッダーインジェクションが可能となる脆弱性「CVE-2018-14774」が判明したもの。
さらにコンポーネント「HttpFoundation」では、古いIISヘッダーの処理に脆弱性「CVE-2018-14773」が存在。これらヘッダーのサポートを中止した。
開発チームでは、これら脆弱性へ対処した「同4.1.3」「同4.0.14」「同3.4.14」「同3.3.18」「同2.8.44」「同2.7.49」をリリースしている。
また「同3.2」「同3.1」「同3.0」についてはメンテナンスが終了しており、修正が提供されないため注意が必要。
(Security NEXT - 2018/08/03 )
ツイート
PR
関連記事
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性
「Chrome」のアップデートが公開 - 脆弱性5件に対応
「SonicWall SMA 100」シリーズに脆弱性 - アップデートが公開
